2012年05月24日

キッチンパネル(化粧合板)補修

所です。
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キッチンのシンク付近の化粧合板にキズがあります。
吸着力の強い吸盤を取り外した時に表面が剥れたそうです。
ご予算の関係上、原状回復工事として部分補修をさせて頂きました。
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剥れた表面の厚み分、段差がありますので
パテを用いてしっかり形を整えていきます。
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塗装ののち、ツヤ合わせおよび保護膜形成の手順で仕上げます。
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2時間程の作業でした。
posted by 九リペ at 08:00| その他

2011年10月05日

MDF(ミディアムデンシティファイバーボード)巾木のメクレ

所です。
随分と「リペア日記」をお休みしていてスミマセンでした!
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玄関の壁に掛けていた大きな鏡が落ちてきて、表面が剥れてしまいました。
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シート面は白一色では無く、薄く木目やエンボスも入っています。
残っている表面はそのまま使う事にします。
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内部(原料は植物繊維)のささくれにより、圧着したのち平滑仕上げに邪魔になる部分は除去しておきます。
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圧着します。
接合部分の”キワ”で段差になりがちなところは彫刻刀で彫りこんでおきます。
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彫りこんだ箇所やシート面の欠落した箇所はパテ処理します。
着色、ツヤ合わせ、保護膜を形成して完了です!
posted by 九リペ at 08:50| その他

2011年08月25日

レンガ補修

所です。
今日は駐車場に設置している花壇を修復します。
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随分傷だらけです。
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ぶつかった車も同様に傷だらけなのでしょうか。
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欠落した箇所には屋外でも耐久性のあるパテ剤で成形します。
レンガ素材は雨などに濡れた時、水分を含んで色が濃くなります。
パテを用いて塗装した箇所は晴れた(乾いた)日の色で合わせているので、雨の日などは浮き出てしまいます。
今回は『原状回復工事』と理解して頂き施工しました。
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晴天の空の下、パテの硬化も早いようです。
レンガは木やアルミサッシとは違った手触りがあります。
つるんと研磨してしまうと質感が変わってしまいます。
あえてラフに、周りのレンガと馴染むように成形していきます。
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サンドペーパーBOXが散らかっていて見っとも無い写真でスミマセン。
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整ってきたら塗装していきます。
経年変化で”味”の出ている周りのレンガの色味に合わせて仕上げます。
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二人で5時間程度の作業。
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弊社ではいろいろな部材の補修工事を行なっております。
「こういうモノも補修できるんですか?」というご相談も数多く頂いております。
もし皆様のご自宅にストレスを感じる”モノ”がございましたら「九州リペアネットワーク」までお気軽にお問い合わせ下さい!
posted by 九リペ at 19:56| その他

2010年10月14日

久しぶりの補修日記です。

お蔭様で現場が立て込んでおり、忙しさのあまりブログ更新を怠っておりました。
申し訳ございません!
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現場監督に『大至急来てくれ!』と言われ現場に言ってみると… 派手に割れてます(汗)
引き渡し直前の新築戸建の、しかも家の顔の一つでもある”玄関”を入ってすぐの下足です。
午後遅くに行ったのですが作業時間も制限されていたので、早速作業に取り掛かります。
バリを取り、パテをうち、パテが硬化するまで監督さんと雑談します(笑)
パテを2、3度うち、研磨してフラットにしていきます。
パテが硬化する間の雑談の中で着色する為の塗料を調合します。口を動かしながら手も動かさなければ一人前のリペア職人になれません!
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塗料をエアーブラシで吹き付けて、艶合わせが終われば完了です。
監督さんに急かせられながら、3時間程度の作業でした。
とんだハプニングによってできてしまった傷に迅速に対応できて、監督さんから『有り難う、助かったよ』との言葉を頂戴しました。
リペア業の喜びの瞬間であります♪
posted by 九リペ at 20:58| その他

2010年07月09日

玄関吊戸棚・側板の割れ

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取り付け工事中にできた傷でしょうか。
内側への凹みではなく、外側へ割れて”バリ”が出ています。
まず、割れてできた亀裂は数ミリですがパテでしっかり埋めます。
バリと共に外側へ膨れ出た箇所は紙ヤスリなどで研磨していきます。写真で見ると分かり辛いのですが、触ってみると結構広範囲まで膨れ出ていました。
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丁寧に研磨して正確に平滑が終わったら着色です。
作業時間が限られた現場でしたが、慌てずに根気よく木目を描いていきます。
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2時間程で完了しました。
posted by 九リペ at 08:38| その他

2010年06月14日

笠木のジョイント

システムキッチンの側面にある笠木の補修です。
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2枚の板を貼り合わせて加工しているのでジョイントラインが気になります。今回はこれを消さなくてはなりません。
また、接合がズレていて少し段差もあります。
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段差がなくなるまで紙ヤスリで根気よく、かつ大胆に平滑していきます。部分的にパテも使用します。
きれいに平らになれば着色に入ります。
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着色後は今回の一番の見せ場!艶合わせです。
スプレーを噴いてムラ無くクリアー層をつくります。
スプレー後は自然乾燥。埃などがくい付かないよう充分注意します。
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乾燥後は磨き上げて完了です。
キッチン周りなので、熱・湿気・油汚れなどにも耐えられるように考えて施工しました!
奥さま、仕上がりは如何でしょう?!
posted by 九リペ at 07:52| その他

2010年05月26日

クロス補修

今回は壁に空いた穴の補修です。
お子様が遊んでいて空けてしまったのでしょうか?随分大きな空洞になっています。
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このままでは勿論見た目も悪いのですが、お子様が穴に手を入れたりして怪我をしてしまう恐れもあります。
新たに下地を張って補強する為、現状の歪に割れた下地を撤去します。
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新たなボードとの境目やビス頭はクロスを貼り直した時に凸凹になってしまうので、パテで平らにしていきます。
作業時間が限られていましたので、パテは一度に厚塗りせず、硬化の早いパテや、薄塗り用(仕上げ用)のパテなどを何種類か用いりスピーディーに平滑作業を進めます。
今回はお客様の方で同じクロス柄の予備をお持ちでしたので、それを使用させてもらいました。
クロスというものは同じ柄を使用しても、経年変化による日焼けや埃汚れなどでどうしても部分貼り替えの箇所が浮き出てしまいます。
新しく貼ったクロスとの境目は着色して周りと馴染ませます。
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一時間半ほどの作業でした。
お子様が学校から帰って来たら、きれいになった壁を見てビックリするかな?
posted by 九リペ at 09:31| その他

2010年05月14日

玄関柱の腐敗

風雨にさらされ塗装が剥れ、木の内部までひどく腐食していました。
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まず強度を確保する為、鉄板を玄関柱に沿って湾曲をつけ内部に埋め込みます。その際、腐れて弱くなっている木は思い切って切断します。
鉄板をビス止めと接着材で充分に固定してから表面をパテで埋め尽くします。柱のラインをきれいに再現する為、パテが硬化したらペーパーで磨き、またパテ付けをしては硬化を待ちペーパー磨き…と、何度か繰り返します。
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腐食は柱一周分、70%近く進行していました。
雪の降る日で手が悴んできましたが、成形は入念に行ないます。
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成形が終われば塗装ですが、今回は上から下の柱台まで柱一本分塗る事にしました。
全体をペーパーがけで目粗ししてからハケで塗っていきます。
ムラ無く仕上げ、塗装面が乾けば完成です。
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陽も暮れ、雪が止む頃お客様宅を後にしました。
寒さにも負けず、力の限り工事させて頂きました。
玄関はお住まいの”顔”です! 柱の腐食というストレスが解消され、お客様に喜んで頂ける事が私どもの喜びでもあります!
posted by 九リペ at 19:14| その他

2010年04月01日

玄関扉のノブの傷

今日から4月ですね!新学期のスタートです!皆さまどんな春をお迎えですか?
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今回は小さな傷ですが、毎日目につく場所ですのでお客様から補修のご依頼を頂きました。
パテ材をすり込み、傷口を広げないようペーパーをあてて成形します。
メタリックパウダーを入れて色を調合し、エアーブラシで吹き付けます。
よく手が触れる場所なので、塗料の剥れ防止にプライマーはしっかりと。
また、玄関外部で風の強い日の作業でしたので、養生は多めにしっかりと。
30分程の作業でした。
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これでお客様のご帰宅を、毎日玄関が気持ち良くお迎えする事でしょう♪
posted by 九リペ at 18:24| その他

2010年03月23日

ぶつけてしまった扉

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クローゼットの折戸に大きな割れ。
どうしたのでしょうか?何かぶつけたのか..イライラしてて蹴っ飛ばしたのか..。
そんな事思いながら作業に取りかかります。

まず窪んだ衝撃で出てきた木の出っ張りなどを躊躇せず削り落とします。
彫刻等を使ったり、サンドペーパー使ったり。
極力凹みの周りの柄(木目)を傷めない様に。補修範囲を広げてしまうと後で木目を描くときに自分が大変です。
しかしながら、このように大きな衝撃で出来たと思われる凹み傷は、見た目よりも広範囲で形状が歪んでいます。
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パテをうち、じっくり硬化させたあと丁寧にサンドペーパーをあてて平滑にしていきます。
部分的にパテが足りていなければ、そこへ更にパテを重ねます。そして硬化を待ち再度サンドペーパー。
今回は3〜4回その工程を繰り返しました。時間のかかる作業です。
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着色の面積は掌より一周り大きいくらいでしょうか。気の遠くなるような木目描きを終えれば最後に艶合わせ。
扉など可動する部材はパーフェクトに艶を合わせなければ、補修箇所がバレバレになってしまいます。
陽もとっくに暮れ、投光器の灯りの元で作業を進めていましたが、お客様にも満足して頂ける仕上がりになりました。
posted by 九リペ at 07:45| その他

2010年02月10日

ラッチ部の枠傷

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トイレの扉枠です。(ちょっとピンボケしてますね、見苦しくてスミマセン)
ラッチを外すと結構大きな枠の破損が出てきました。
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パテ材などで成形します。扉の開け閉めする毎にラッチ部に力が加わるので頑丈に仕上げなければなりません。
枠の割れには強力な接着剤を流しこみ、割れの進行を防止します。
着色や艶合わせなどを終えたら、丁寧にラッチを枠に取り付けて完成です。事前にラッチのサビや汚れなども綺麗に磨き上げておいたのでまるで新品の様?!
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お陰様でお客様に大変喜んで頂きました。
トイレに行く度に僕を思い出して下さいね☆
posted by 九リペ at 19:23| その他

2010年01月14日

白木補修

今回は和室の敷居キズです。
白木なので”方向変色”します。艶あわせも難儀なのですが、結構深いキズです。
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生活されているうちにどうしても日焼けが起こり、補修箇所が浮かび上がる恐れが大有りなので慎重に手をつけなければなりません。
充填材を馴染ませる為に通常木目に沿って彫刻等などで部材を削り取ったりするのですが、今回は極力キズの範囲を広げないよう慎重にやります。
また直射日光のあたる場所での作業は個人的にやりにくく感じます。日中の色と、夜室内灯をつけた時では色見が変わるので十分それを頭に入れておかなければなりません。
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如何でしょう?着色は生活目線での仕上がりです。
呼吸している白木相手に緊迫の時間でした。
posted by 九リペ at 08:31| その他

2009年12月22日

いろんなモノを手掛けてます!

社内の職人でバットケースを造りました。
野球のベンチでよく見かけるやつです。
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ご紹介します。ウチの親分『吉澤さん』です。
すでに完成イメージが湧いているのでしょう、楽しみながら取り組んでいる様に見えるのは僕だけでしょうか。
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こちらは『伊藤さん』。
忙しい現場の合間をぬってバットケース造りに参加してくれました。
野球少年達がケガなどしない様、小口はペーパーをあててなだらかにします。ビス穴にはパテもうちます。
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きれいに塗装して完成!
それにしても、こういうモノもし買うとしたらいったいどこで売ってるんでしょうかね。
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さぁて、県内の野球チームへ届けに行きます。
少年達の喜ぶ顔が目に浮かびます♪
大事に使ってね。上手くなれよ!
posted by 九リペ at 20:14| その他

2009年12月07日

リフォーム物件です。

傷だらけの巾木です。
依頼元からの希望で、交換では無く補修になりました。
そんなに時間のかからない作業です。
ただ、張り替えたばかりのクロスを汚さないよう養生はしっかりと。基本に忠実に。
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ジョイント(継ぎ目)部分は弾力性に優れている”マルチワックス”を使い、出角をきれいに成形しました。通常の”ハードワックス”は硬化したあとカチカチになりますから、後々ジョイント箇所に亀裂などを生じてしまいます。木も呼吸してますからね。季節ごとの温度や湿度によって膨らんだり縮んだりします。
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後は巾木3面分に木目などを描き足して出来上がり。
posted by 九リペ at 19:28| その他

2009年10月30日

木部以外の補修も引き受けます!

今回はアルミサッシ・ドアの引っ掻きキズです。
木目などが無い分、手を加えた箇所を周囲と馴染ませるのは容易ではありません。
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パテを盛って紙ヤスリで研磨していきます。徐々にキメ細かい紙ヤスリに変えて仕上げていきます。
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次にドアと同じ色を入念に調合して作ります。研磨したことで失った塗装面へ、エアーブラシを使って吹き付けました。
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あとはスプレーによる艶あわせ。個人的に一番技術を要する作業工程だと思います。
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基本に忠実に作業を進めれば難しいものでは無いと感じた一日でした。
posted by 九リペ at 16:44| その他

2009年09月25日

白木の柱

白木の柱に焦げのような黒い痕があります。

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節のようも見えますが気になるようなので補修させていただきました。

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近くで見ても分からないくらいになったと思います。
posted by 九リペ at 07:27| その他

2009年08月11日

屋根(幕板)補修

本日はいつもの補修とはちょっと違う幕板の補修です。

2階の屋上にソーラーパネルを設置しているのですが、
取り付け金具を閉め過ぎたらしく幕板が変形しています。

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軒天を外し、幕板を裏側から叩き出し成形しました。

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入隅部分はビスの関係上、写真の状態で限界でしたが
良い感じに仕上がったと思います。
posted by 九リペ at 07:42| その他

2009年06月22日

素晴らしい欄間に感動

今日はお寺の新築工事におじゃましました。

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欄間の補修ということで呼んで頂いたのですが、
入った瞬間に体が固まるくらいのすばらしい内装でした。

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厚みが40センチくらいはあるのではと思うような立派な欄間です。
経年による素材の色褪せも考慮しながら、慎重に行いました。

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なかなかこのような現場に呼んでいただく機会も多く有りませんので、
スタッフ一同とても良い経験をさせて頂きました。
お力になれたかどうかわかりませんが、ご依頼くださりました方々に感謝です。
有難うございました。
posted by 九リペ at 18:30| その他

2009年06月11日

壁補修

今日は壁の補修でした。

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引越屋さんが家具をぶつけたようです。

まずは壁紙を綺麗にはがして・・・

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薄い板で補強してパテを打ちました。

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壁紙を接着して完了です。

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パテがなかなか固まらず、作業終了まで2時間くらいかかっちゃいました。
posted by 九リペ at 17:52| その他

2009年06月04日

キッチンカウンター補修

本日の補修はキッチンカウンターです。

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何の焦げ痕でしょう?
凹みもかなりのものです。

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時間があまり無かったのですが、こんな感じに仕上がりました。

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posted by 九リペ at 20:38| その他