2010年03月23日

ぶつけてしまった扉

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クローゼットの折戸に大きな割れ。
どうしたのでしょうか?何かぶつけたのか..イライラしてて蹴っ飛ばしたのか..。
そんな事思いながら作業に取りかかります。

まず窪んだ衝撃で出てきた木の出っ張りなどを躊躇せず削り落とします。
彫刻等を使ったり、サンドペーパー使ったり。
極力凹みの周りの柄(木目)を傷めない様に。補修範囲を広げてしまうと後で木目を描くときに自分が大変です。
しかしながら、このように大きな衝撃で出来たと思われる凹み傷は、見た目よりも広範囲で形状が歪んでいます。
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パテをうち、じっくり硬化させたあと丁寧にサンドペーパーをあてて平滑にしていきます。
部分的にパテが足りていなければ、そこへ更にパテを重ねます。そして硬化を待ち再度サンドペーパー。
今回は3〜4回その工程を繰り返しました。時間のかかる作業です。
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着色の面積は掌より一周り大きいくらいでしょうか。気の遠くなるような木目描きを終えれば最後に艶合わせ。
扉など可動する部材はパーフェクトに艶を合わせなければ、補修箇所がバレバレになってしまいます。
陽もとっくに暮れ、投光器の灯りの元で作業を進めていましたが、お客様にも満足して頂ける仕上がりになりました。
posted by 九リペ at 07:45| その他