現場に行ってみると依頼箇所のフローリングの腐敗がひどく、大半がめくれかかっていました。

接着剤で貼り戻せる箇所は丁寧に押さえて復旧できたのですが、腐敗がひどくペラペラに剥がれてしまう箇所は彫刻刀などで全て削り取りました。

結局補修面積は当初の予定より広くなりました。事前に頂いたご依頼の現場写真だけでは分からず、実際現地ではじめて手をつけてみて施工範囲が明確になる事も多々あります。

彫刻刀で削り取って欠落したフローリング面はパテ剤などで埋め、硬化後平らになるよう紙ヤスリで研磨します。メジもしっかり成形します。
あとは着色、艶合わせです。
木目に対して横の面積が広いものは着色が難しく感じます。

予定より時間がかかってしまいましたが、無事施工も完了し、お客様にも満足して頂きました。

この時期、冬季は日光の元での作業時間が短くなるので、投光器は手放せませんね。