2010年07月30日

ペットによる引っ掻き傷

目を覆いたくなるような傷です(^^;)
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今回の補修依頼箇所はタテ枠一本とそれに付随する見切りです。
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引っ掻き傷のついた範囲の見切りは切断して取り替えます。
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繋ぎ目はパテをうち、着色して分からない様に処理します。
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タテ枠の引っ掻き傷は少し「方向変色」を起こすので、描き込み過ぎずにぼかしながら着色していきます。
築年数が随分経っているお部屋の場合、補修を施す箇所(枠の下部)と何も手を加えない箇所(枠の上部)とで、色見や艶感に違和感が出やすいものです。着色などは描き込み過ぎず、作業中何度も遠目で確認しながらタテ枠一本の全体のバランス、もしくはお部屋全体とのバランスを考え作業を進めます。これは新築と違い”原状回復”の現場をスムーズに施工していくコツだと思います。
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5時間程度の補修作業でした。
あとは襖やクロスを新たに張り替えれば、ペットがいた事はすっかり分からないと思いますよ(^0^)/
posted by 九リペ at 08:04| ペット傷

2010年07月09日

玄関吊戸棚・側板の割れ

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取り付け工事中にできた傷でしょうか。
内側への凹みではなく、外側へ割れて”バリ”が出ています。
まず、割れてできた亀裂は数ミリですがパテでしっかり埋めます。
バリと共に外側へ膨れ出た箇所は紙ヤスリなどで研磨していきます。写真で見ると分かり辛いのですが、触ってみると結構広範囲まで膨れ出ていました。
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丁寧に研磨して正確に平滑が終わったら着色です。
作業時間が限られた現場でしたが、慌てずに根気よく木目を描いていきます。
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2時間程で完了しました。
posted by 九リペ at 08:38| その他