2012年08月09日

シャッターの凹み

所です。
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掃き出し窓のシャッターが大きく凹んでいます。
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まずハンマーやペンチを使って丁寧に形を整えていきます。
それでも充分に成形できなかった箇所はパテを使用します。
シャッターの内側は部屋内から見えますので、表も裏も漏れなく成形しておきます。
裏側はあて木など入り難いですが、時間をかけて研磨し、しっかりと形を整えます。
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成形後は塗装をして完了。
ヘアラインもきれいに作っておきます。
posted by 九リペ at 19:54| サッシ

2012年07月10日

掃き出し窓付近のフローリング

所です。
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窓付近のフローリングは経年変化により色褪せや色染みがよく起こります。
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今回はそれに加え、以前お住まいの方がおそらくカーペットなどの端をガムテープで固定していたのでしょうか?ご退去の際ガムテープを剥がした勢いでフローリングの表面が傷んでおります。
これは汚れやテープの糊痕ではなく、フローリングの表面(薄皮一枚)の剥れでしたので、顔料で塗装していく方法を取りました。
掃き出し1800mm分が2本。至る所に剥れがありましたが、依頼元のご予算上、半日作業で仕上げました。
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フローリングがきれいになっても、個人的に窓の下枠の色褪せ・色染みが気になったので、薄くステイン塗装もやってみました。
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お蔭様で大変ご満足頂けました。
posted by 九リペ at 08:49| フローリング

2012年05月24日

キッチンパネル(化粧合板)補修

所です。
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キッチンのシンク付近の化粧合板にキズがあります。
吸着力の強い吸盤を取り外した時に表面が剥れたそうです。
ご予算の関係上、原状回復工事として部分補修をさせて頂きました。
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剥れた表面の厚み分、段差がありますので
パテを用いてしっかり形を整えていきます。
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塗装ののち、ツヤ合わせおよび保護膜形成の手順で仕上げます。
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2時間程の作業でした。
posted by 九リペ at 08:00| その他

2012年04月26日

アイロンの焦げ痕

倉光です。
フローリングにアイロンの焦げ痕がくっきりと付いてしまっています。
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焦げて黒くなった箇所を顔料で隠蔽していきます。
一日お時間を頂いているので、ひたすら木目を描いていきます。
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筆の種類も変えて、木目に変化をつけていきます。
木目には様々な色が入っていますので、何色も調合し風合いを整えます。
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細かく、細かく…。
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エアブラシも用いて、筆跡を淡くして木目を馴染ませます。
ツヤ合わせをして仕上がりです。

集中力全開の一日でした!
posted by 九リペ at 08:26| フローリング

2012年04月07日

サッシの珍しいキズ

所です。
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アルミサッシ枠のキズです。
2箇所有りました。
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ココと、
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ココ。 …これは珍しい形状のキズです!
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@パテ処理にて成形。A塗装。
フリーハンドになりますが、B”ヘアライン”も自然に作ってみます。
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Cクリアーコーティングして、硬化後D耐水ペーパーで磨き上げます。
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手触りも問題なく仕上がれば完了。
雨上がりで気温も低い日でしたので”白化現象”が起きぬ様、気を配りながらの作業でした!
posted by 九リペ at 18:17| サッシ

2012年04月06日

ペットの引っ掻きキズ

倉光です。

ペットが引っ掻いてしまった枠キズです。
この様なキズが他にも3箇所ありました。
お客様のご希望で半日作業のクオリティーでOKとの事でした。
補修後は今後引っ掻きキズがつかない様に保護カバーを付けるそうです。
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カバーを付ける事で補修箇所は見えなくなるのですが、
それでも1箇所につき40〜50分のペースで力の限り作業しました。
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お客様にもご満足頂けたました。

1時間もあれば写真の様なキズは直ります。
日々お忙しく中々ご自宅にいらしゃらない方でも、1時間から半日程度ご都合つきましたら、お部屋で気になっているキズをきれいに直してみませんか?
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい!
posted by 九リペ at 11:35| ペット傷

2012年02月25日

広範囲に傷んだフローリング

所です。

フローリングの原状回復工事です。
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事前の現調で傷み具合は確認していましたので、パテ材や研磨材を充分に準備して行きました。
こちらのお部屋のフローリングは写真以外にも大きく破損したところが1箇所、長い線傷が2箇所、ベランダ付近の色褪せが1箇所、小傷が無数に有りました。
お客様から頂いた時間は3人工(20時間余り)。写真の箇所でおよそ2〜2.5人工分は使いました。
今回の様に痛んだ箇所が広範囲の場合は、傷の箇所それぞれの時間配分が大切です。

まず大きく捲れた箇所の周囲も表面の劣化が著しいので、接着剤などで圧着して今後の捲れ予防をしておきます。
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RIMG00006.jpgパテ処理後、サンドペーパーで研磨。サンダーも使用します。
フローリングの目地も正確に成形。
ここまでで1〜1.5人工の時間を費やします。
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あとはひたすら着色。
お客様から頂いた時間(ご予算)の許す限り、木目を描いていきます。
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”方向変色”を押さえる為に、今回はエアブラシも用いてぼかしながら色を吹き付けます。
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ツヤ合わせと保護膜もしっかり形成して作業完了。
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大掛かりな工事でしたが、お蔭様でお客様にもご満足頂けました。
posted by 九リペ at 08:17| フローリング

2012年02月02日

アルミサッシに大きな穴

倉光です。

今回はサッシ枠のキズ1箇所ということでご依頼を受けました。
現場についてビックリ!キズは予想外の状態でした。
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次の現場の予定もありましたので、こちらのキズ補修で使える時間は2時間足らず。
急ピッチで作業に取り掛かりました。
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まずはサンドペーパーでキズ周りの”バリ”を削り取ります。
次に強度のあるパテ剤を充填し、形を整えていきます。
成形が終わったら塗装。
木部もアルミも補修の基本工程は同じです。
仕上げにツヤ合わせ。
ラッカースプレーを用いて保護膜も形成しておきます。
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予定時間内に完了!
お客様にOKを頂いて、バタバタ片付け次の現場へ。
こんな感じで毎日動いております。

今後も日々のリペア工事を報告させて頂きます。
posted by 九リペ at 09:13| サッシ

2012年01月06日

無垢材のフローリング

所です。

明けましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願い致します。

長い間開けなかったリペアスクールも2月に開催致します。
2012年はスクールをさらに充実させ『九州リペアネットワーク』を軌道に乗せていきたいと思っております。

今年最初のリペア日記は、補修業務に携わり今年で3年目を迎える倉光君からの報告です。
彼は補修の他にも、断熱作業や樋、軒天作業をはじめとする『新築工事』そして『リフォーム工事』など、弊社が行なっている工事のほとんどに対応できるスペシャリストです!
住宅の内装・外装工事に幅広く携わり、その知識と技術を補修工事にも取り入れて活躍しております。
今後とも宜しくお願い致します。


●お初にお目にかかります。倉光と申します。
初めてのリペア日記〜 まず無垢材のフローリング補修を紹介します。
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今回の現場はお客様がご入居済みでしたので、シンナーなどの臭いに気を配りながら作業しました。
お引越の際モノを落としてついたキズだそうです。
無垢材(天然木)で柔らかいフローリングでしたので、凹みキズの周囲に膨らみや出っ張りは感じられませんでした。
もしモノが当った衝撃で膨らみなどが出ていれば、彫刻刀などで削り取るのですが、無垢材は高い確率で”方向変色”を起こします。今回は削る必要が無く、方向変色する範囲も最小限に抑えられました。
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パテの色を調合して凹みに充填します。
方向変色を避けるため今回は筆で着色などせず、パテ材のみで木目の風合いを表現してみました。
仕上げのツヤ合わせで用いるフローリングWAXやラッカースプレーも今回の無垢材にはNGでしたので、パテの表面を丁寧に研磨してツヤを合わせ(ツヤを落とし)ました。

お客様から「こんなに分からなくなるとは思っていなかった」と言うお言葉を頂き、自分も満足の行く仕事ができたと感じました。
作業完了後にお客様から美味しいコーヒーも頂きました。ありがとうございました。
posted by 九リペ at 09:29| フローリング

2011年10月05日

MDF(ミディアムデンシティファイバーボード)巾木のメクレ

所です。
随分と「リペア日記」をお休みしていてスミマセンでした!
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玄関の壁に掛けていた大きな鏡が落ちてきて、表面が剥れてしまいました。
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シート面は白一色では無く、薄く木目やエンボスも入っています。
残っている表面はそのまま使う事にします。
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内部(原料は植物繊維)のささくれにより、圧着したのち平滑仕上げに邪魔になる部分は除去しておきます。
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圧着します。
接合部分の”キワ”で段差になりがちなところは彫刻刀で彫りこんでおきます。
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彫りこんだ箇所やシート面の欠落した箇所はパテ処理します。
着色、ツヤ合わせ、保護膜を形成して完了です!
posted by 九リペ at 08:50| その他